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:2007:06/16/11:41 ++ ♪季節(とき)はめぐり
また夏が来て・・・♪ と、ご存じの青葉城恋歌の一節ですが今年も東北に夏がめぐりきました。
初夏のと言うか晩春のと言いますか丁度今が盛りの八幡平の根曲がり竹・・、
この筍、日本全国で採れるようですが八幡平のものは身の太さ食感共にトップクラスの品質です。
丁度今頃収穫も最盛期を迎えこの辺の山間には秋田や岩手のナンバーの付いた車が山間部の道路沿いに
あちらこちらと駐められています。
大半はこの筍取りの人たちのようです・・。
この筍、瓶詰めや缶詰にして産直などで売られていますが結構な高値の品物です。
一節にはこの筍、3人家族で1月山に入って採ったものを加工して売ると200万近くが稼げると言うからすごいモンです。
しかも仕入れ原価はかからないし・・・。(丸儲けか!)
でもこの筍取りそんなに楽なモンではありません・・。
行った人なら解りますが雨後の竹の子と言うくらいで雨の降った翌日などが一番の良い時期です。
しかし相手は竹藪、濡れた竹は滑ります。それに竹はしなりますが手を離せばスプリングのように跳ね返ってきます。こうした藪の中を漕いで行くわけです。
はじめて行った人の中には眼鏡を何処かに飛ばされてしまったり顔に切り傷を作ったりと大変な作業です。
それを思えば店頭の筍の瓶詰めの値段は納得の値段です。
因みに私の所はこの節(せいぜい7月上旬迄)+1品でこの筍を出させていただいています。
もちろんサービス!
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